徒然なるままに

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ボーナスは貯金に充てる若者たち、平均給与はそろそろ改善へ

ここ数十年、日本は本当の大不況でした。平成生まれの子どもたちは好景気を知らない、とよく言われますが完全な事実です。それどころか経済成長自体、知りません。

 

平成の時代は常に不況であり、デフレ経済でした。そのため、物の値段が良い意味で上がる事を多くの若者は知りませんので、いわゆる消費よりも貯金にお金をまわすタイプになりがちです。マスコミ等はその流れを、最近の若者は節約志向で不健全だ、と揶揄しますが、私はむしろ理解出来ます。

 

ボーナス自体がそもそもここ数十年かけてカットされたり、廃止されてしまっているため、民間企業に勤めていても好景気の恩恵はなかなか受けられません。経済不安からボーナスや給与の多くを貯金に充てる事はむしろ当然です。若者を批判している高齢者やマスコミの人々もきっと今現在、若者と同じボーナス額になれば、きっと貯金を大事にする暮らしなります。

 

ただ、ようやく最近では不景気の時代が終わり、そろそろ好景気の足音が聞こえ始めています。平均給与はまだ完全に回復していません。しかし業種によっては賃上げがかなり進められており、特定分野に限れば平均給与はここ数年で劇的改善しています。

 

ボーナスの平均額が下がり続けてきた平成の時代ですが、皮肉な事に平成の時代が終わると同時に好景気がやって来そうです。

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